【平凡会社員の挑戦】

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コラム 今年の夏休みも、なにかと話題の「宿題代行」ですが。

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どうも龍之介です。
子供たちはコロナ禍の中、変則的な夏休みとなっていますが、やはり今年も話題の宿題代行、、、ネット上では賛否両論ですが。

私はどちらでもない!

どちらの言い分も一理あります。どんな意見が出ているかといいますと、

賛成派

  • 学校の宿題をすることにメリットを感じないから代行なんて超便利!
  • 社会人でも普通に業務委託するでしょ? なにが違うの?
  • 塾の宿題を優先したいため、学校の分まで手がまわらない
  • 他にも習い事がたくさんあるため、宿題をする時間がない

反対派

  • 学問を侮辱している
  • 学校の宿題は最低限しないといけないもの!
  • 宿題もしないで他の習い事を優先するなんて!
  • 裕福な家庭はいいが、、、

 まさに賛否両論ですね。

そもそも「宿題」自体の意味が問われている

私の著書「龍之介流 教育論」の中でも書いていますが、目まぐるしく変化する現代社会の中で、戦後から大きく変化させてこなかった日本の教育自体が、時代の変化についていけなくなってきており、破綻しかかっているといえるのでないでしょうか。

親や子にとって、学校教育に対する意味が薄れ、子供たちの将来を考えるあまり、勝手な理屈で個々が暴走し始めているといえます。

また、これらの変化に柔軟に対応ができない教育機関や政府。

例えば、今では小学校低学年でも当たり前になりつつあるSNSの活用などもそうです。

小学生にスマホを持たせる持たせないなどの議論もありました。

SNSについては様々な利便性があるとともに、多くの危険性も潜んでいます。それらが原因と考えられる様々な事件も発生しました。

その際いつも議論になるのが、それらSNSの使用を許可するかしないか。

スマホの所持を許可するかしないか。

当然のように「Yes」か「No」かの議論になりますが「No」という方々は、それらの使用自体を制限したりしようとしますが、いずれそれは緩和され、いつしか当たり前の光景として認知されはじめます。

なぜか?? まさにこれらは時代の流れであり、もはや食い止めようがないものといえりからではないでしょうか。

我々大人はOKで子供はダメ。飲酒や喫煙などは別としますが、我々大人にとって、今やスマホやSNSの利用は、生活の一部であり必需品だといえます。
スマホを紛失した時などは、改めて如何に我々人間がスマホに依存しているか、社会全体が、それらのインフラを中心にまわっているか再認識させられます。

最近は財布よりもスマホの方が重要な貴重品となっていますよね?

それらをもっと柔軟に、
しかもスピーディーに「教育」に取り入れるべき

実感しやすいので、SNSやスマホばかり例にあげてしまいますが、すでに我々人類の文化レベルともいうべきソリューションですよね。

たとえば、これらの時代の変化の象徴ともうべき内容を、柔軟にそしてスピーディーに学校教育に取り入れることができるとどうでしょうか?

スマホの所持を許可する、しないという議論ではなく、学校で生徒にスマホに触れさせ、利便性や使用上の注意などを授業で教える。
SNSなども同様に禁止するのではなく、利便性、危険性、可能性などを授業で教える。

それらをしっかりと教育として、教えた上で禁止事項や注意事項などを、しっかりと理由を添えて安全な方向へ誘導することが可能となりえます。

龍之介流 宿題のあり方

宿題をもっと現実的で目的意識が明確になる勉強教材とする必要があります。

例えば、、、

  • 写生の課題は、絵具と筆をタブレットとタッチペンに変更
  • 工作の課題はCADで図面作成
  • 自由研究はネットからの情報収集した様々な調査結果をPowerPointで発表
  • メインの5教科などはすべてオンラインベースで行う
  • 英語などは制限したSNSの中で、外国人の友達を最低5人つくる,,,etc

 

いろいろと勝手な提案をしましたが、どれも実戦的ですよね。目的も明確です。これらを早く学習に取り入れることで、社会に出た時の順応性はより高まるのではないでしょうか。また、幼いころからこれらのソリューションをベースに発送する子供たちは、より広範囲な応用の利く社会人として、間違いなく高いスキルを持ち、より柔軟な発想を展開する、まさに企業にとっては即戦力といえる人材になろうかと思います。

要するに子供は当然として、親もそれらの授業や宿題の内容を通して、学校教育がより実践的な教育をしていると理解することができれば良いのではと考えます。

実戦的とは程遠い昔ながらの教育を、変化させることなく押し付けていることに、そもそもの原因があるのではないかと思います。

 

宿題代行費用が高すぎ!!

さて、話は戻りますが各種メディアなどで「宿題代行」を利用した場合の代行費用が、公開されてました。
それによりますと小学生の場合、、、

  • 国語・算数・理科・社会は一問につき100円
  • 長文読解 180円
  • ポスター作品一枚 15000円
  • 読書感想文や作文 400字につき3000円

感想文を代行する際は、依頼者の子どもの筆跡に似せるとのこと。

どうですか? 想像していたよりもかなり高額だと思いませんか?

夏休みの様々な宿題のすべてを業者に丸投げしたした場合、おそらく軽く10万円以上となるでしょう。

しかも、感想文などはその子供本人の筆跡に似せるなども対応するそうです。

これはこれでまた別の議論もよびそうな内容です。完全に学校を欺くための策ともいえます。子供は期限通りに業者が完成させた宿題を学校に提出する、、、

学校教育に対しそもそも論を言わせていただきましたが、すでに目の前で起きている事象としては、なにかモヤモヤした感覚を覚えます。

人として大切なものを、どんどん効率化を目指すが、あまり失っているような気がします。

 

みなさんは、いかがお考えでしょうか?

 

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